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識別標識(しきべつひょうしき)とは、電気配線の用途や接続先を識別できるようにするための標識を差す。 ここでは、主に色による識別について述べる。 == ISO/JISにあるもの == * 接地線、保護導体(PE) - 緑/黄(IEC 60446英語版記事)、または緑(JIS C 0446) * 接地側電線、中性線、中間線(N) - ライトブルー(IEC 60446)、または白(薄い灰色)(JIS C 0446) : これらは、被覆の色であればそれを利用する。これらの色がない場合は、全長にわたって(こちらが望ましい)、あるいは、端末などの要所にこれらの色でマーキングする。 * PEN導体 - 次のいずれか : * 全長にわたり緑/黄、さらに端末にライトブルー(IEC 60364-5-51)、または全長にわたり緑、端末に白(薄い灰色)(JIS C 60364-5-51) - つまり全長にわたりPEの色、端末をNの色にする : * 全長にわたりライトブルー、さらに端末に緑/黄(IEC 60364-5-51)、または全長にわたり白(薄い灰色)、端末に緑JIS C 60364-5-51) - つまり全長にわたりNの色、端末をPEの色にする * 緑/黄の組み合わせ(IEC 60446)および緑(JIS C 0446)は接地線以外に使用してはならない。 * 誤使用防止のため、単色の黄および緑は、緑/黄の組み合わせと混乱する恐れがあるところでは使用してはならない。 * 中性線、中間線が使われていない場所では、多芯ケーブル内のライトブルーの電線を接地線を除いた他の目的に使用することができる(実際には白も同じ扱いになっている)。 IEC 60446では、望ましいものとして、緑/黄、ライトブルー、黒、茶、の組み合わせを挙げている。JIS C 0446では日本国内の例として、 (緑、)黒、白、赤、をあげている。 日本国内の屋内電気配線では黒、白、赤、緑を使用することが一般的であり、VVFケーブルを用いて配線する場合には、一般的な黒、白、赤の心線のうち、100V系配線では赤を、200V系配線では白をアースに転用して、末端に緑色のビニールテープを巻くなどして識別する場合がある。(黒、白、緑や黒、赤、緑の組み合わせのVVFケーブルも少量ながら存在する) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「識別標識 (電線)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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